美術館と聞くと、静かに絵を鑑賞するところ、子連れではとても行けないというイメージが多いのではないでしょうか?
今回ご紹介する、浜田市世界こども美術館は、小さなお子様から大人まで楽しめる展示が定期的に開催される美術館です。
現在開催中の「海とあそぶアート展」は、お子様と一緒に楽しめる展示となっておりますので、さっそくご紹介していきます♪
浜田市世界こども美術館って?
浜田市世界こども美術館は、島根県浜田市野原町にある5階建ての大きな美術館です。
海のみえる文化公園の一角にあり、「日本海に漂う創造と美の船」をイメージして建設されたそうです。
子どもたちが幼いころから美術にふれあうことで、想像力や感性を養って欲しいという想いのもと、定期的に様々な展示会が開催されています。また、創作活動にも力を注がれているようです。
浜田市内だけでなく、近隣市町の多くの小学校や幼稚園等の子どもたちが訪れる、美術を身近に感じることのできる美術館です。
【画像引用元:公式HP】
「海と遊ぶアート展」概要
・開催期間
2024年7月13日(土)~2024年9月23日(祝月)まで開催中
※お盆休み中は混雑が予想されるため、80分以内の観覧にご協力くださいとのお願いがありました。
・観覧料
大人 500円
高校・大学生 300円
小学・中学生 200円
※未就学児は無料です
・出品作家さんのご紹介
吉竹宏泰+関野宏子、小山一馬、sobolon(ソボロン)、武藤亜希子
浅野耕平+美田翼+インタラクティブアート研究室(稲田祐大・高野真子・難波栞子・田浦愛)
マキコムズ【8月のみ】
どんな展示がある?
さっそく「海とあそぶアート展」へ!
エレベーターから出てすぐ、まずは浜田の木で出来た木製の制作物が展示されていました。
ビー玉を使って遊ぶ制作物で、必死になってビー玉のゆくえを追う子どもたち。
実際に触って動かしてみて、このビー玉はどこまで転がっていくの?これは何で出来ているの?どうやって動かしたらいいんだろう?と質問がたくさん飛び交っていました。
続いては、創作エリアです。フェルトを切り抜いて、海の生き物を作ります。作った生き物は壁に貼り付けることができ、自分の作品がアートの一部になります。
海の生き物以外にも、カブトムシやお花に、ピクミンまでいました(笑)皆さん、器用なんですね!
ちなみに私が主人と作成したのはこちら・・・分かりますか?
いま息子が大好きな昆虫、そう、カブトムシです(^^;
こんな感じで、ついつい大人まで作ってみたくなっちゃう仕掛けがたくさんありました。
長い廊下には、古着などで作成された可愛い海の生き物がたくさん展示されていました!!
カラフルな生き物に目を奪われる子供たち。本当に目がキラキラしていて、見ているこちらまで嬉しくなってしまいました。
4歳になる息子が1番楽しんでいたのは、1番最後の展示で”光でつくられる不思議な海の世界”でした。
ピンと張られた紐を指で弾くと、弾いた強弱で変わる音と映像、画面に映し出される海の生き物も力の強さで変わるようになっている展示があり、この展示が1番のお気に入りのようでした。
何度も何度も繰り返し遊んでおり、すごく楽しかったようです。写真だと楽しさが伝わりにくいのが残念!!
他にも、トントン相撲の土俵に映し出された海の生き物の映像を、実際にトントンと叩いて遊ぶ展示や、光の下に手を置くとお花が映し出される展示もありました。自分の体が光のアートになるなんてとっても面白いですよね。
少し暗いスペースだったので、1歳半の娘には怖く感じたようで、ずっと「こわい~」と言って抱っこ抱っこでした。まだ早かったかな??
こちらの展示エリアの滞在時間が1番長かったです。お盆期間中は、混雑を防ぐために80分以内の観覧をお願いされておりましたので、時間配分には注意が必要です!
まとめ
今回は、浜田市世界こども美術館で開催されている「海とあそぶアート展」についてご紹介しました。
1歳半の娘も4歳になる息子も、そして大人の私たちまで充分に楽しめる展示となっておりました。
夏休みも残すところあと半月、ひんやり涼しい美術館で現代アートに触れてみてはいかがでしょうか?
9月23日(祝月)まで開催されているので、是非この機会に遊びに行ってみて下さい♪
最後に、浜田市世界こども美術館の公式HPを載せております。
ご来館の際は、営業時間や休館日などご確認の上でおでかけください。