ワンオペで1番大変なのは"お風呂"だと感じられる方は多いのではないでしょうか?
私も慣れるまでは、お風呂が本当に憂鬱になるくらい、ワンオペで2人の子どもをお風呂に入れるのは苦手でした。
そこで今回は、ワンオペで子ども2人をお風呂に入れるときのコツや注意点、赤ちゃんがいる場合のスムーズな入り方等をご紹介します。
ワンオペお風呂の何が大変?
1人で子供2人をお風呂に入れる時、1番困るのは、下の子をどうしよう?という事だと思います。
上の子を洗っている間は待たせてしまう事になるし、月齢の低い赤ちゃんだとお座りも出来ないから寝かしておくしかないけど、お風呂場にどうやって寝かせてあげたらいいのか…。
さらに冬場だと、体が冷えないかと心配になってしまいますよね。
そして年齢が近い兄弟だと、この逆のパターンもあります。(下の子を洗っている間、上の子をどうやって待たせておくか…)
自分自身のことなんて後回しで、正直この時期の私は自分の身体がきちんと洗えていたのか記憶にありません…(^^;
子ども2人とお風呂に入る手順やコツ
ここからは、子供2人とお風呂に入る時の手順やコツをご紹介していきます。
一例として、実際に私がしていた流れをまとめています。お子様の年齢に合わせて、ママやパパのやりやすいようにアレンジしてみてくださいね。
入浴前、入浴後の準備
☑︎湯温は39〜40度、湯船に浅くお湯を張る。
☑︎脱衣所に人数分のタオル、着替え、オムツ、保湿剤を準備しておく。
☑︎下の子が赤ちゃんの場合、脱衣所にバウンサーやハイローチェア等を準備しておく。
(バスタオルを折りたたんで敷いておくのでもOK!一時的に赤ちゃんに待ってもらう為のスペースです。)
☑︎下の子が赤ちゃんの場合、肌着の紐をすべて緩めてすぐに脱げる状態でバウンサーに寝かせておく。(オムツは履かせたままにしておく)
子ども2人とお風呂に入る手順
1.ママ(パパ)が最初に洗う
まず、上の子と一緒に浴室に入り、ママ(パパ)が最初に髪や身体を洗います。
身体を洗っている間、上の子にはおもちゃで遊んで待って貰ったり、一人で身体を洗える子は一緒に身体を洗ったりしても良いでしょう。
下の子は、脱衣所でバウンサー等に寝かせて待って貰います。
寝返りが出来るようになっていたら、最初から一緒に浴室に入り、ベビー用のバスチェアなどに座らせて待って貰っても良いでしょう。
2.上の子を洗う
次に、上の子の身体や髪を洗います。一人で身体を洗える子も、洗い残しがないか見てあげましょう。
もしパパ(ママ)がいて手伝ってもらえる場合は、ここでサッと湯船に入れて温まってもらい、そのままパパ(ママ)にバトンタッチして湯上げして貰いましょう。
ワンオペの場合は、洗い終わったらそのまま洗い場で待ってもらうか、先に湯船に入れて待ってもらいます。
※その時、浴槽にお尻をつけて座っても水位が胸の下あたりにくるくらいで、安全がしっかり確保されていることを確認してから入れてあげるようにしましょう。(もちろん、下の子を洗っている間も目を離さないようにします。)
3.下の子を洗う
最後に、下の子を洗います。
脱衣所で待っている下の子をお迎えします。肌着やオムツを脱がせて、バウンサーの上には湯上げに使うバスタオルを敷いておきましょう。
上の子と同じように丁寧に洗ってあげます。
洗い終わったら、みんなで一緒に湯船につかって温まりましょう。みんなで湯船につかりリラックスする時間は、子供たちにとっても心が休まり安心する時間となります(^^)♪
4.体を拭いて着替える
まず、ママ(パパ)と下の子が一緒に上がります。
下の子の髪や身体を拭いて簡単に保湿します。おむつや肌着、服を着せて、バウンサーで待機してもらいます。
次にママ(パパ)が身体を拭くか、バスローブがあればそれを着て、顔の保湿だけ済ませて、上の子をお迎えします。
自分で身体を拭ける子は、自分で拭いてもい、その間に下の子の保湿の続きをします。
一人で身体を拭ける子も濡れてるところがないか、最後に見てあげましょう。
そして上の子と自分の保湿も済ませて終了です。
※この流れは、上の子が2歳、下の子が0歳(寝返り前)時の流れをまとめました。
上の子に一人で浴室で待ってもらう時間もあるので、必ず目を離さないように注意します。
ワンオペでお風呂に入れる時の注意点
転倒に気を付ける
お風呂場はすべりやすく、床も固いので頭を打つと大変です。石鹸やシャンプーのぬめりが床に残らないように、髪や身体を洗ったあとは、床もしっかり洗い流しておきましょう。
お風呂用の滑り止めマットもありますので、子供が小さい間は使用することを検討しても良いでしょう。
赤ちゃんを抱っこして入る大人も、転倒には十分に注意して入浴しましょう。
お風呂の湯温・水量
ワンオペで2人の子供をお風呂に入れる場合、上の子をお風呂で待たせる時間が出来てしまいます。
お湯の量は、子供がお尻をつけて浴槽に座った時に、水位が胸の下にくるくらいにしましょう。
またお風呂でのぼせてしまわないように、湯温は低めに設定しておきましょう。
子供たちから目を離さない
ママ(パパ)が髪や身体を洗う時や、上の子のお世話をする時も、下の子の様子に注意を配るようにします。
脱衣所で待たせている場合は、浴室のドアは半開きにして、すぐに様子が見られるようにしておくと安心です。
また、お風呂上がり、下の子をお世話している時は、浴室で待っている上の子の様子もしっかり見ておきましょう。
この時も浴室のドアは開けたままにして、異変があればすぐ気付けるようにしておきます。
まとめ
今回はワンオペで子供2人とお風呂に入る時のコツや注意点についてまとめました。
1人で子供2人をお風呂に入れるには、事前準備等、やることがたくさんで大変ですよね。
パートナーの協力が得られるなら無理をせずに頼りましょう!
お風呂はリラックスできる場所ですが、転倒などの思わぬ危険が潜んでいる場所でもあります。
1人でお風呂に入れることに少しでも不安があるときは無理をしないこと。
時間は掛かっても別々にお風呂に入れてあげる方が安全です。
お子様の安全には充分に注意して、楽しいバスタイムを過ごして下さいね♩